お稽古ごとを始める前に
這えば立て、立てば歩めの親心―という言葉がありますが、子供を持つ親の心がみごとに表現された格言です。
子供が歩み始めたら、この後にはどんな言葉が続けられるのでしょうか。
立派な大人になり家業を継いで欲しい、自分と同じ職業に就いて欲しい、歌がうまいので歌手に、いやスポーツ選手に……子供に託す親の夢は果てしなく広がります。
しかしふくらむ夢は夢として、最後には、子供が健康で幸せに、そして人様に迷惑をかけないで立派に生きていって欲しい―これが、究極の親の願いではないでしょうか。
こうしたモロモロの親の願いは、子供が喜怒哀楽を片言で表現し始める頃から、具体的なイメージとなって像が結ばれていく事が多いようです。年齢では、2年保育・3年保育への入所前ぐらいになります。
子供への期待が具体的にイメージできても、いきなり「絵だ、習字だ、音楽だ」とお稽古を押しつけるのは、それまで家族以外を知らない子供には無理というモノです。その前に、子供には家族以外の人間、つまり他人という存在に馴れてもらう必要があります。
そこで、お稽古ごとを始める前に、2年保育所・3年保育所や幼児教室への入所をお勧めします。ここでは、家族以外のお友達や先生との交流があり、子供は人に馴れると同時に、人間社会のルールを学びます。
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